【毒親診断】親が苦しい人へ、毒親の対処法

毒親

親の存在が苦しい、うちの親は毒親なのではないか?
毒親とは絶縁するしかないのか?
親のことで悩んでも、誰にも理解されない。。

そんなことに悩んでいる方に向けて
体験談も踏まえて、私なりの意見をまとめてみました。

 1、毒親診断 うちの親は毒親か

 2、毒親の対処法は離れること

 3、毒親の悩みを他人に話してはいけない3つの理由

この記事を書いた人
yuki 毒親育ちの30代
6年かけて毒親と絶縁することに成功、いま人生で一番幸せな日々を過ごしています。

毒親診断 うちの親は毒親か

□実家に帰省することが決まると憂鬱になる 

□親に会うと頭痛、腹痛、吐き気、だるさなど体調が悪くなる

□親に会った後体調悪くなる、肌が荒れる

□昔のことを思い出してイライラすることがある

□親から元気をもらった、励ましてもらった経験が少ない

□親が頼りになると思ったことが少ない

□親孝行しなきゃと思いながらも心から親に感謝できない

□手汗、足汗で悩んだことがある

□何度も過去の嫌な経験を思い出してしまう(フラッシュバック)

□人と本音で付き合うことが苦手

あてはまる項目が多いほど、毒親の可能性があります。

うちは学費を出してもらったし、虐待をされたわけじゃないし、『毒親』とまではいかないかな。
そう感じている方もいるかもしれません。
しかし、今あなたが親に対して悩み苦しんでいる時点で『毒親』だと思います。

最近はネットや本で毒親に育てられた人の話を目にする機会が増えました。
ちょっとびっくりするような壮絶な体験談と比べて
「うちはそこまでじゃない、自分がわがままなだけだ」と自分を責めてしまう人もいると思います。

私自身がそうでした。

しかし、
毒親かどうかは他人の親と比べることではありません。

自分の心と向き合って、心の悲鳴に一刻も早く気付いて欲しいです。

毒親の対処法は離れること

明らかな問題行動をする親、たとえばお金の催促をしたり、危害を加えたり、突然家にやってきて問題行動をする、そんな親でしたら連絡を断ち切り絶縁することが一番だと思います。

そこまでではないけど、なぜか親が苦しい。

そんな方は、物理的と心理的の両方から距離をとる、離れることがいいと思います。

物理的に離れる方法
・実家をでる
・自分から連絡しない
・自分から会いにいかない
・親からの連絡を無視する(難しいようなら返事は10回に1回にするなど)

心理的に離れる方法
・悩みは文字におこして発散する
・悩む時間を制限する
・親を思い出さない
・自分の人生を生きる

物理的、心理的、両方の立場から離れることが理想です。
実家暮らしで物理的に離れられない人は、心理的にとにかく離れることに集中してみてください。

↑詳しく知りたい方はこちらの記事もどうぞ

毒親関係について書かれた書籍に
『親と話し合う、気持ちをぶつける』ことが推奨されていたりしますが、
あなたの年齢が成人以上の場合あまりおすすめしません。

なぜなら、

話し合って分かり合える相手なら、そもそもこんなに苦しむはずがないからです。

話が通じないから「毒」なわけです。

とはいえ、私は親と距離をおこうと決めてから絶縁するまで6年かかりました。

世の中の常識や、ならればならないの思い込み、罪悪感、
親から離れることは決して簡単なことではないです。

それに、親とのちょうどよい距離感は人によっても千差万別だと思います。
ご自身で試行錯誤し、心地よいポジションをみつけてみてください。

毒親の悩みを他人に話してはいけない3つ理由

その1、親は敬うべきという根強い信仰

その2、自分を理解できるのは自分だけ 

その3、他人に話すのは「いま」じゃない

親は敬うべきという根強い信仰

毒親という言葉が世間でこれだけ浸透しても、恵まれた親に育ててもらえた人にはまず理解されません。

こどもは親を敬うべき、毒だなんてけしからん。なんて親不孝なんだ。
そんな意見も残念ながら多いのが事実です。

私の夫も理解できないタイプで、
「それでも育ててもらったじゃないか、今の自分がいるのは親のおかげでしょ?」
と悪気なくナチュラルに反論されます。

身近な家族に理解されないのは悲しいことですが、夫に怒りをぶつけて夫婦の関係を壊してしまっては本末転倒なので、あまり相談しないようにしています。

自分を理解できるのは自分だけ 

当たり前ですが、自分と全く同じ人間は存在しません。
同じ環境、同じ家族構成、同じ親で同じ立場の人なんていませんよね。

目には見えませんが、
怒るポイント、悲しむポイント、知識、経験など
100人いれば100パターン存在するわけです。

親について悩んだとき、相談相手や共感を求めてしまう気持ちは痛いほどわかります。
しかし、これだけ悩んでナーバスになっているときは
肯定、否定意見にかかわらず、他人の些細な意見に傷ついてしまうものなんですよね。

自分の心を100%理解できる他人はいません。

100%味方になってくれるのは自分だけと腹をくくってみましょう。

他人に話すのは「いま」じゃない

ここまで、他人に話してはいけないと説明しながらも
現在の私は、話す(とういより話せる)ようになりました。

例えば職場で年末の予定を聞かれたときに
「今年は自宅でゆっくりしたいので帰省しないんですよ〜」と言えたり、

美容院での雑談で
「親がしつこいので連絡はとらないようにしてるんですよ〜」と軽いノリで話せたり。

深刻な感じではなく、あくまで軽いノリで話せば他人も
「あぁそーなのか。」とスルーしてくれたり、
又は、「すごいわかるー!うちの親も・・・」と共感してもらえたり。

親が大好きな人、自分のように親に悩んでる人、どちらの人とも良好な関係を築けるようになりました。

ここまで読んでくれた方は、
親のことで悩み、苦しんでいる方が大半なのではないでしょうか。
もしそうであるなら、親のことを他人に話すのは「いま」ではありません。

自分と向き合い、自分の心を大切にする。
深い意味で自分と親を理解し、もやもやを完全に消化する。

それが実現すれば
親との嫌な思い出も笑って話せる、批判されてもスルーできるようになるはずです。
そして、
自分を理解してくれる、心の友に出会えるときが来ると思います。

ぜひ、焦らず、時間をかけて解決していきましょう。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

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